【トプコン】オートレベル AT-B4
素早く確実に制動する自動補正機構
TOPCON オートレベル AT-B4は補正鏡を懸垂する4本の強靭な特殊サスペンションワイヤーと、磁気制動方式の自動補正機構を採用しています。
補正範囲が広く、振り子が素早く静止する特性を持つので、気泡が円形気泡管内側の〇内であれば、TOPCON オートレベル AT-B4本体の傾きにかかわらず視準線を水平に保つ事ができ、温度変化・衝撃に対しても安定性があります。
狭い現場に有利な短い合焦距離
TOPCON 自動レベル AT-B4の最短合焦距離(対象物へピントを合わせる事が可能な最短の距離)は20cm(※望遠鏡先端より、機体中心より30㎝)となっており、狭い現場で役立つトプコンの自動レベルとなります。
防水性能に優れています
TOPCON 自動レベル AT-B4は、IPX6と優れた防水性能で、水の侵入に対する保護等級が6(あらゆる方向からの強い噴流水によっても、有害な影響を受けない)となっており、安心してご使用頂けます。
オートレベル(自動レベル)とは
オートレベル(自動レベル)とは、現在レベルというと、このオートレベル(自動レベル)の事をいい、もっとも使用されているレベルとなります。
取扱いも簡単で迅速な作業ができ、TOPCON オートレベル AT-B4本体内部の自動で水平を合わせるための補正機能により、トプコン 自動レベル本体が傾いても自動補正範囲であれば視準線が水平に保たれます。
倍率
本機は倍率24倍となっており、倍率が24倍の場合、24m先にある対象物を1m先に見たものと同じ大きさに見えます。
スタジア測量とは
スタジア測量とはスタジア(視距儀ともいう)を用いて行なう間接的な距離測量です。
オートレベル(自動レベル)の望遠鏡に十字叉線(視準線)があり、十字叉線(視準線)の上下にある2本の視距線(スタジア線)で、測点に立てられた標尺の目盛りを読むことにより距離を求めることができます。
標尺の目盛の読みに、そのスタジア固有の倍率(スタジア乗数 本機では100)を乗ずることにより距離を求めます。
標尺の読みと視距離間の長さから距離を求めるので、誤差は拡大されて大きくなりますが、中間に障害物があるような場合は便利ですが、鋼巻尺や電磁波測距儀による直接距離測量に比べて精度は劣ります。
主な仕様
望遠鏡 | ||
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全長 | 215mm | |
像 | 正 | 対物有効径 | 32mm |
倍率 | 24倍 | |
視界(100m先) | 1°25'(2.5m) | 分解力 | 4.0” |
最短合焦距離 ※1 | 20cm(30cm) | |
スタジア乗数 | 100 | |
スタジア加数 | 0 | 2スピード合焦機構 | 無し |
水平目盛盤 | ||
直径 | 103mm | |
目盛 | 1° | |
自動補正機構 | ||
補正範囲 | ±15' | |
1km往復標準偏差 | 2.0mm | |
円形気泡管 | 10'/2mm | |
円形気泡管ミラー | 平面ミラー | |
使用温度範囲 | -20℃~+50℃ | |
防水性(JIS C0920) | IPX6 | |
寸法 | 長さ215×幅130×高さ135mm | |
質量 | 1.7㎏ |
※1:望遠鏡先端より。()内:機械中心より。